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和歌山県内初の水素ステーション 18日記念式典

公開日 2019.05.20

県は、岩谷産業㈱(本社=東京・大阪)が和歌山市太田で建設中の水素ステーション「イワタニ水素ステーション和歌山太田」について、営業開始時期をことし7月と発表した。

18日には同社が建設地で開設記念式典を行い、午後1時からは、「イワタニ水素エネルギーフォーラム」が和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれる。

水素はエネルギーとして使用する際に二酸化炭素を排出せず、貯蔵や運搬も容易なことから、県は水素エネルギーの普及を目指している。

県産業技術政策課によると、イワタニ水素ステーション和歌山太田は県内初の水素ステーション。敷地面積は約990平方㍍で1時間当たり燃料電池自動車(FCV)6台を充填(じゅうてん)することができる。県はFCVを公用車として導入する他、ことし11月に県内で開かれる「ねんりんピック紀の国わかやま2019」では大会シンボルの炬火を水素でともす予定。