郷土の偉人にふれる 加太中で陸奥の学習会

和歌山生まれの外務大臣について学ぶ生徒たち

和歌山市出身の外務大臣・陸奥宗光の学習会が28日、和歌山市立加太中学校(神﨑信彦校長)で行われた。陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会が主催し、3年生7人が先人が取り組んだ条約改正や和歌山との関わりについて学んだ。

同校では修学旅行で外務省を見学に訪れており、今回は事前学習として実施。同会副会長で元小学校校長の福田光男さんが講師となり陸奥の生涯を紹介した。

陸奥は紀州藩勘定奉行・伊達千広のもとに生まれた。政争で父が失脚した後は九度山に移り、その後江戸で勉強する。明治維新の頃は政府から莫大な軍資金を迫られた紀州藩を、津田出らと共に交代兵制度や工場などの藩政改革により助け、外務大臣になってからは世界情勢を踏まえた交渉で治外法権、関税自主権といった不平等条約を改正し、日本の外交を取り戻した。

授業を聞いた白川拓夢君(14)は「これまで名前や条約改正したことしか知らなかったが、和歌山が誇れる人だと思った」、森本啓伍君(14)は「和歌山には偉大な人がいたと分かった。外務省ではしっかり銅像を見てきたい」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。