両手で弾ける喜び 大人のピアノ講座が発表会

両手でピアノ演奏に取り組む受講者

全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)和歌山支部(森淳子支部長)が和歌山市とタイアップして実施している生涯学習事業「大人のためのピアノ講座」の発表会が28日、市小路の河北コミュニティセンターで開かれ、50~80代の受講者12人が、両手での演奏を披露した。

2002年に始まり18年目を迎えた講座で、毎年定員を超えて抽選になるほどの人気。50歳以上の初心者を対象に、4月は河南、5月は河北のコミュニティセンターで、計26人が全3回のレッスンを受講した。

河北会場では男性3人を含む12人が学び、同支部理事の細田佳洋子さんをはじめピティナの講師がマンツーマンで指導。楽譜の読み方や指の動かし方などの基礎を丁寧に教わった受講者は、「魔法にかかったように弾けるようになりますよ」との細田さんの言葉通り、どんどん上達していった。

第3回講座の最後には、練習してきた「ほたる」「大好きなパン」「河は呼んでいる」の中から好きな曲を選び、一人ずつグランドピアノで両手演奏を披露。緊張した様子ながらも、弾く喜びに笑みを浮かべた。

記憶力や集中力を高めようと受講したという直川の上野美智子さん(80)は「難しくてなかなかついていけませんが、弾くのは楽しいです。年をとると家に閉じこもりがちになりますが、家でも楽しめるように上達したいですね」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。