3路線供用へ 利便性向上や観光振興に期待

①国道370号阪井バイパス

②一般県道垣内貴志川線「愛宕橋」

②一般県道垣内貴志川線「愛宕橋」

③主要地方道岩出野上線「諸井橋」

③主要地方道岩出野上線「諸井橋」

和歌山県海南市の国道370号阪井バイパスと紀の川市の一般県道垣内貴志川線「愛宕(あたご)橋」、主要地方道岩出野上線「諸井橋」の3カ所が今月下旬、相次いで供用される。いずれも現状は道幅が狭く、混雑の発生や車両同士のすれ違いが困難などの課題があるが、完成により交通アクセスや安全性が向上し、地域の生活や観光振興への寄与が期待されている。

県道路建設課によると、国道370号阪井バイパスは、海南市重根から木津に至る2・6㌔で、22日午後3時に供用される。3㍍の車線4本と南側に3・5㍍の自転車歩行者道、北側に歩道2・5㍍を設ける。2005年度に着手し、事業費は約138億円。

現在の車線は狭く、中央線がない箇所があり、歩道はない。慢性的に混雑が生じ、歩行者の通行は危険が伴う状態だが、供用により大幅な改善が見込まれる。さらに、世界遺産・高野山へのアクセスが向上し、観光振興など地域の活性化も期待される。

供用開始に先立って同日午前9時半から式典があり、テープカットや餅まきなどが行われる。

一般県道垣内貴志川線「愛宕橋」は紀の川市桃山町調月から貴志川町岸小野に至る0・2㌔(うち橋部分57㍍)で、29日午後2時に供用される。2・75㍍の車道2車線となる。10年度に着手し、事業費は約5億円。

以前の愛宕橋は道幅が3・5㍍と狭く、車両のすれ違いが困難なことに加え、1957年の建設から60年以上が経過し、老朽化が進んでいたことから架け替えを進めてきた。供用により円滑な通行が確保され、生活や地域間交通などの利便性向上が見込まれる。渡り初めなどの式典が同日午前9時から行われる。

主要地方道岩出野上線「諸井橋」は同市貴志川町国主から井ノ口に至る0・25㌔(うち橋部分173・7㍍)で、29日午後4時に供用される。3・25㍍の車道2車線と両側に2・5㍍の歩道を整備する。11年度に着手し、事業費は約26億円。

58年に建設された諸井橋も老朽化が進み、道幅は大型車同士のすれ違いが困難だったため、架け替えを進めてきた。

生活道路としての利便性向上に加え、たま駅長で人気が高い和歌山電鐵貴志駅に近いことなどから、観光振興への寄与も期待されている。渡り初めや餅まきなどの開通式典は同日午前10時から。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。