はだし感覚の5本指シューズ 県内に初の専門店

「ぜひ履いてみてください」と高橋さん

外反母趾や偏平足、浮き指といった足のトラブルは、靴を履いている現代人の多くが抱える悩みではないでしょうか。今回はそれらの悩みの解消を手助けをしてくれる靴「ビブラムファイブフィンガーズ」をご紹介します。

その名の通り、靴の先端が5本指に分かれ、はだしに近い感覚で履ける「ビブラムファイブフィンガーズ」。

和歌山市島崎町にあるTante Grazie(タンテグラッツェ)は、和歌山県内で初めて専門店として「ビブラムファイブフィンガーズ」の取り扱いを始めました。

同店代表の高橋孝一さん(56)は、石材の加工や施工を行う石工(いしく)職人で、仕事柄、重い石を運び、無理な体勢の作業も多く、若い頃から腰痛に悩まされていました。治療をすれば一時的に痛みは治まるものの、根本の原因を解決しないと痛みを繰り返すと考えた高橋さんは、体の上手な使い方や歩き方の癖など、自分自身の体と向き合うようになりました。そんな時に出合ったのが、この靴でした。

「履いたときの気持ち良さが、ちょっと敬遠しがちな見た目のインパクトを越えました」と高橋さんは笑顔で振り返ります。足先まで感覚が研ぎ澄まされたような履き心地で、毎日履くうちに歩く姿勢など、自分の体に対して意識を高く持つことができるようになったとのこと。そして、その気持ち良さや魅力をより多くの人に知ってもらいたいと思うようになり、専門店をオープンしました。

最近では、外反母趾で悩んでいた友人から、履き始めてから症状が改善されたと喜びの報告があったといいます。

腰痛など体の痛みや足の悩みは、日頃からの意識の持ち方で改善できるかもしれません。「姿勢や歩き方など、まずは自分の体のことを知ろうとする気持ちが大切。そのきっかけとなるのがこの“ビブラムファイブフィンガーズ”であればうれしいです」と高橋さんは話しています。

店内にはメンズ、レディースそれぞれ20種類以上を取りそろえる他、親指だけが独立したキッズ用の“ゆび助”も用意されています。

まずは実物を手に取って、気軽に気持ち良さを体験してみませんか。
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【Tante Grazie(タンテグラッツェ)】和歌山市島崎町1の28▽℡090・3715・5292▽土・日曜日の午前10時~午後7時のみ営業

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。