水難救助の連携を強化 和歌山市消防と海保

人形を手に水中から上がる隊員

本格的なレジャーシーズンを前に、水難事故での救助技術の向上と迅速な対応を図ろうと、海上保安庁と和歌山市消防局の合同潜水訓練が17日、同市加太の海域で行われた。

2014年、昨年に続いて行われ、ことしで3回目。第五管区海上保安部関西空港海上保安航空基地の機動救難士と市消防局の消防潜水隊員13人が参加。海に入れたブイを中心に隊員が円を描くように回って捜索する環状捜索と、ロープを持って水面に平行に泳いで捜索する平行捜索の訓練が行われた。

隊員は素潜りで推進や水中の視界の広さを確認した後、酸素ボンベ圧力計など装備一式を装着し、フィンを付けると海の中へ。要救助者に見立てたダミー人形の捜索を行った。消防局と海上保安庁が水中での作業中に使うサインも確認した。

市消防潜水隊員の鉄羽基樹さん(36)は「合同訓練で救助隊の連携が図れると思う。遊びに来る人には自分の泳力やお酒の飲み方、海や川を歩く人も事故に遭う可能性があるので気を付けてもらいたい」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。