与野党一騎打ちへ 参院選きょう公示

世耕氏㊧と藤井氏

第25回参院選が4日、公示される。和歌山選挙区(改選数1)には5選を目指す自民現職の経済産業大臣、世耕弘成氏(56)=公明推薦=と、無所属新人の元和歌山弁護士会会長、藤井幹雄氏(58)=立憲民主・国民民主・社民推薦=が立候補を準備しており、現在の政権運営の是非を巡り、与野党の一騎打ちが予想される。

世耕氏は、経産相の公務が多忙で「なかなか思い通りに和歌山に帰ってくることがかなわない」と話しながらも、G20大阪サミットなどの合間を縫い、6月の週末は和歌山県内各地で国政報告会を開催。安倍政権を支えてきた実績を訴え、地方経済の活性化に一層取り組んでいく決意を語ってきた。

選挙期間中に本人が地元入りするのは初日のみの予定だが、6月下旬までに過去最多1400以上の企業・団体から推薦を受け、党所属の地方議員や各市町村長らがフル稼働で候補者不在の選挙戦を支える。

藤井氏は、連合和歌山などが中心に擁立し、1月に立候補を表明。その後、安倍内閣の主要閣僚である世耕氏と対決する態勢をとるため、5月下旬に立憲、国民、共産、社民の野党4党は候補を藤井氏に一本化することで合意し、共産が予定していた候補を取り下げた。

憲法改正や消費税率引き上げなどに反対し、「安倍政治の暴走を止めよう」と訴える。駅前での立礼や、自転車で幹線道路を走ってのアピールで知名度アップを図り、決起集会の開催の他、市民グループの集会などにも参加している。

和歌山選挙区の立候補届け出は、県庁北別館2階で4日午前8時半から午後5時まで受け付ける。

出陣式は、世耕氏が午前9時から和歌山市美園町のJR和歌山駅前で、藤井氏が同8時半から同市山吹丁の選挙事務所で行う。

6月3日現在の県内の選挙人名簿登録者数は81万9318人(男38万3141人、女43万6177人)。本紙エリア内各市町は、和歌山市31万1176人、海南市4万4245人、紀の川市5万3481人、岩出市4万4239人、紀美野町8047人。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。