豚コレラ対策本部設置 県が三重の発生受け

「緊張感をもって対応を」と話す角谷部長

三重県北部のいなべ市で24日、豚(とん)コレラの発生が確認されたことを受け、和歌山県は同日午後6時に仁坂吉伸知事を本部長とする対策本部を設置した。25日午前には、43課室による対策本部幹事会を県庁で開き、発生状況や防疫対策などの情報を共有した。

昨年9月の岐阜市を皮切りに発生が続いている豚コレラは、今回を含めて32事例となり、殺処分などの防疫措置の対象は66農場、3と畜場の12万6148頭に上っている。

県によると、県内の豚、イノシシ、イノブタの飼養農家はすさみ町やかつらぎ町、和歌山市など11市町の27戸、2720頭。今回の発生を受け、24日から獣医師による緊急立ち入り調査を全戸で実施し、26日までに終える予定で、これまでに異常は確認されていない。

飼養農家や関係機関、団体には県から情報を提供し、野生動物の侵入防止対策や異常豚の早期発見と通報、衛生管理基準の順守などの徹底を指導している。

幹事会では、畜産課がこれまでの発生状況や県の対応を説明し、角谷博史農林水産部長は「緊張感をもって対応していく。マニュアルを再確認してほしい」と呼び掛けた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。