智弁が3年連続V 24回目の甲子園出場

優勝を決め喜ぶ智弁の選手

第101回全国高校野球選手権和歌山大会は16日目の29日、和歌山県和歌山市毛見の紀三井寺球場で決勝戦が行われ、智弁和歌山が12―1で那賀を投打に圧倒し、3年連続24回目の優勝を飾った。7年ぶりに決勝へ駒を進めた那賀はここまで好投を続けてきたエースの谷脇が力尽き、初の甲子園出場はならなかった。

◇決勝
智弁
303200013 12
那賀
001000000  1

〔智〕小林樹、矢田、中西、池田陽―東妻〔那〕谷脇―田村仁▽本塁打=黒川(智)▽3塁打=根来、細川2(智)▽2塁打=黒川(智)

智弁が大一番で伝統の猛打を見せつけ令和初の王者に輝いた。1回表、1番の黒川が右越えに先頭打者本塁打を放ち先制すると、後続も安打で続き、4番の德丸が中前に適時打。3回は3本の適時打で3点を加え、4回にも相手の制球難に乗じ2点を挙げ突き放した。

先発は中谷仁監督が「スピードがあり変化球で三振を取れる」と期待して送り出した小林樹。威力ある直球を軸に相手打線に連打を許さず試合をつくり、後を受けた矢田、中西、池田陽も安定した投球で磐石の投手リレーを見せた。

7年ぶりに決勝へ進んだ那賀はエースの谷脇が本来の球威と制球を欠き、序盤から智弁打線につかまった。打線は3回裏1死2塁から9番の田村仁が左前適時打を放ち意地を見せたが、ここまで好調の打線が智弁の継投の前に本来の力を発揮できず、6安打に終わった。

中谷仁監督 連続出場の重圧がある中、出場できてほっとしている。先制点を取れたのが大きかった。和歌山代表として日本一を取りに行きたい。

黒川史陽主将 本塁打は完璧な当たりだった。チームの雰囲気は最高。甲子園では一戦一戦全力で戦い日本一を目指す。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。