茅輪を奉製 伊太祁曽神社わくぐり祭に向け

つり下げられる茅輪

和歌山県和歌山市の伊太祁曽神社(奥重視宮司)で30、31日に開かれる茅輪祭(ちのわまつり)に向け、27日に氏子らが大茅輪を奉製した。

同祭は通称「わくぐり祭」とも呼ばれ、同神社の四大祭の一つとなっている。茅輪をくぐることで、知らず知らずのうちに背負っていた半年分の罪やけがれをはらう。

この日は朝から激しい雨が降ったため、作業は午後から実施。氏子総代ら16人が直径2㍍の輪を作り、芯の部分を茅葺(ちがや)で覆い、茅葺で作った縄で天井から固定した。祭りの準備も進められ、祭壇や大鳥居のそばののぼり立て、野外ステージの設営がされた。

禰宜の奥重貴さんは「毎年の神事で、残りの半年を清らかに、健康に過ごせるように輪くぐりに来てもらいたい」と話していた。

「わくぐり祭」は30日午後6時にくぐり初め神事。8時から歌手の宮本静さんを迎えて奉納カラオケ大会が行われる。31日は午前11時から本殿祭、午後3時から「打ち水大作戦」の一環で紀州材のおけを使った打ち水を実施。6時からベリーダンスやよさこいなど奉納芸能のステージがある。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。