初実施の英語は21位 全国学力テスト結果

文部科学省は8月1日、ことし4月に実施した「2019年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を発表した。和歌山県では小学校の国語、算数、中学校の数学で正答率が全国平均並み、中学校の国語は平均を下回り、初めて実施された中学英語では全国21位となった。

小学6年生と中学3年生を対象に行われ、県内では義務教育学校と特別支援学校を含む小学校230校約7600人、中学校117校約7200人を対象に実施。これまで各教科で知識に関するA問題と活用に関するB問題に区分されていたが、本年度からは知識と活用を一体的に問う形式となった。

県内の平均正答率は小学校が国語で全国平均と同じ64%、算数はほぼ同等の66%、中学校国語は平均を下回り70%、数学は同等の59%となった。記述式問題では小学校国語が全国平均を上回り、算数と中学校の全教科で下回った。

無解答率は小学校で2科目とも全国平均より低く、中学校は国語が全国平均より高くなったが、数学、英語では下回った。

生活・学習環境のアンケート調査では、新たに実施された英語のテストに関して「英語を聞いて(読んで)全体の概要や要点を捉える活動が行われていたと思いますか」という質問に「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」と回答した中学校の割合は全国平均を下回った。また、「難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦していますか」の質問で「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」と答えた割合が小学校で79・2%、中学校で70・9%と全国を上回った。

県教育委員会では、「2科目で全国最下位となった16年度から対策に取り組み、教職員の意識が昨年からの安定した結果に結びついたと思う。小学校で築いた土台を中学校に引き継げるように取り組みたい」としている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。