埴輪王に佐野君ら 紀伊風土記の丘で選手権

賞状を手に埴輪王に輝いた皆さん

和歌山県立紀伊風土記の丘は18日、「第10回HANI―1(ハニワン)選手権」の表彰式を和歌山市岩橋の同施設で行い、オリジナル埴輪(はにわ)の中から来場者の人気投票で決まった〝埴輪王〟4点を発表した。

5、6月に5回、同施設で開かれた教室で作られた埴輪の中から、今回は小学生の部52点、中学・高校生の部5点、一般の部46点、ヘビー級の部10点の計113点がエントリーし、来場者の投票を受け付けた。

各部門433票の投票で選ばれた埴輪王は、小学生の部がおつかさんの「今年の主役♪」(40票)、中学・高校生の部が雷人さんの「二面相風神雷神」(117票)、一般の部が夏みかんさんの「歯庭」(64票)、ヘビー級の部がおこじょさんの「おこじょとたのしい仲間たち」(79票)となった。

表彰式では、同施設職員が古代人の衣装で埴輪王をたたえる寸劇を演じ、中村浩道館長が賞状と記念品を手渡した。

中学・高校生の部の雷人こと市立貴志中1年の佐野雷人(らいと)君(13)は、小学5年の時にも埴輪王となり、2年ぶり2回目の栄冠。今回の作品は、同施設で見た頭部の両側に顔がある「両面人物埴輪」にインスピレーションを受け、風神と雷神を両面に配した埴輪で、「バランスを取って作るのが難しかったが、小中で2回優勝できてうれしい」と喜んだ。

一般の部の夏みかんこと田辺市龍神村の松本有沙さん(31)は初出場で初の埴輪王。「1位と聞いてびっくりした。粘土を重ねて作るのは難しいが、またやってみたい」と話していた。

埴輪王に輝いた作品は、9月中旬まで資料館ロビーで展示予定。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。