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2024.12.29
水産・食品大手の日本水産㈱(ニッスイ、的埜明世社長)は26日、和歌山県産ぶどう山椒を使った鍋料理用スープ「しびれ鍋つゆ」を発売する。
県食品流通課によると、わかやま産ブランドの向上と販路開拓を目指し、食品メーカーへの県産品採用を働き掛けている県の取り組みで実現。スーパーをチェーン展開する㈱オークワの創立60周年を記念し、近畿・東海地区のオークワ約150店での限定販売となる。
ぶどう山椒は紀美野町や有田川町の特産で、生産量日本一を誇る。今回の商品は、ぶどう山椒を鶏がらベースのスープに合わせ、鶏のうま味の中に舌がしびれるような刺激と爽やかな香りが広がり、特徴的な味わいに仕上がっている。
ストレートタイプの調味液750㌘入り、希望小売価格は300円前後。パッケージには「協力 和歌山県」の文字が県章とともにあしらわれている。来年3月末ごろまで、約2万パックを販売する予定。
同課は「今後も食品メーカーとの協力商品を推進し、県産品の素晴らしさを発信していきたい」と話している。