夕陽に映える友ヶ島 中尾さん和市に絵画寄贈

「夕陽の友ヶ島」を手に中尾さん夫妻と尾花市長

和歌山県和歌山市三葛の洋画家・中尾安希さん(78)が、加太の市立青少年国際交流センターに絵画「夕陽の友ヶ島」を寄贈し、23日、市役所で作品の受け入れと市から中尾さんへの感謝状の贈呈式が行われた。

「夕陽の友ヶ島」は、中尾さんが40年ほど前に描いた油彩画で、大きさは縦約60㌢、横約70㌢。加太から西に浮かぶ友ヶ島を望み、夕陽が空と海と島を美しく染めていく光景を表現している。

同センターは昨年12月、旧「少年自然の家」を全面改修して誕生。中尾さんは以前の施設に娘と息子を連れて訪れた思い出があり、オープンを祝い、市に作品の寄贈を申し出た。

中尾さんは妻の安佐さんと共に市長室を訪問。作品を受け取った尾花市長は「加太は観光客も増えている。美しい場所を描いた絵画を寄贈していただき、ありがたい」と述べ、感謝状を手渡した。

中尾さんは「友ヶ島は夕陽の時間になると、向こうに(淡路島の)洲本の山がよく見える。少し見るだけでは分かりにくい光景なので、観光に来る人にもゆっくり眺めてもらいたい」と話した。

作品は、友ヶ島を見渡せるセンター内の食堂など、多くの利用者が鑑賞できる場所への展示を検討している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。