浜田邦男のアトリエ 海南ビュッフェで遺作展

作品からは多様な題材に向き合う姿がしのばれる

和歌山県海南市大野中の画廊ビュッフェファイヴ(堀内俊延代表取締役)で藤白出身の洋画家、浜田邦男の遺作展が開かれている。風景や人物、抽象などさまざまなテーマで描き続けた浜田の世界が楽しめる。22日まで。

1918年生まれ。42年に東京美術学校(現・東京芸大)を卒業し向陽高校、海南高校の教壇に立ち81年に市文化賞、96年に県文化功労賞を受けた。

今回の遺作展は、没後8年目のことし、アトリエや教室が解体されることになったのをきっかけに企画。取り壊される前に、遺された約400点の作品群の中から、堀内社長が丁寧に約100点を選んだ。

雑賀崎、紀南からスペインやトルコまで各地を旅して確かなデッサン力で描き、民族の仮面を収集していた浜田。今展では絵画とセットでの販売もある。

堀内社長は地元の美術振興にも尽力したことをたたえ「一人でも多くの人の記憶にとどめていただければ」と来場を呼び掛けている。

午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。水曜日は休廊。

問い合わせは(℡073・482・1994)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。