魅了される和歌浦の絶景 中山さん初写真展

時間帯も季節もさまざまな和歌浦の風景が並ぶ会場で

和歌山市和歌浦南の中山勝裕さん(55)初の写真展が26日まで、同市古屋のティーズカフェで開かれている。

約7年前から、日課にする早朝のジョギング&ウオークで出合った景色をほぼ毎日撮影。その中から厳選した35枚を展示し「まさに『絶景の宝庫』、和歌浦の美しい風景を知ってもらいたい」と話している。

早朝5時のジョギングは健康づくりにと、40歳から始めた。玉津島神社周辺から雑賀崎までのルートで、和歌浦に生まれ育った中山さんでさえ感動的な瞬間の連続で「和歌浦にはこんな景色があったんかと思いました」と振り返る。

最初は携帯電話のカメラで撮影していたが、コンパクトカメラを手に出掛けるように。「かっちゃんのモーニングショット」として、フェイスブックで発信したところ友人の間で話題になり、個展につながった。

会場に並ぶのは、スーパームーンとトンビが共演した迫力ある一枚や、空全体を茜色に染める朝焼け、雪化粧した不老橋、名草山にかかる不思議な形の雲、霧にかすんだ静寂感のある水辺など。シラス漁に向かう船や、水鳥なども風景とともに写し込んでいる。中でも、片男波に沈むだるま夕日は、年に2度しか見られない貴重な蜃気楼(しんきろう)現象を収めたものという。

和歌浦を愛し、和歌祭の四百年祭の実行委員長を務める。「毎日撮っていても同じ景色はなく、新鮮な発見がある」と笑顔。まだ見ぬ絶景を求めて、目覚めのモーニングショットは、今後も続く。

毎週月・火曜休み。午前11時から午後5時(金曜は7時)まで。問い合わせは同店(℡03・460・4715)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。