県民の野菜不足解消へ カゴメと県が協定

協定書を手に寺田社長㊧と仁坂知事

和歌山県民の野菜不足を解消し健康寿命を伸ばそうと、県は10月30日、食品大手のカゴメ(愛知県名古屋市)と包括協定を締結した。県産品を使った食品の開発や、野菜の効能に関する情報発信などで協力して取り組んでいく。

具体的な協定の内容は、県の農蓄産品を使った加工品販売と活用に関することや、県民の健康増進に関した野菜摂取不足解消に向けて啓蒙活動を行うこと、小学校へのトマト苗や食育プログラムの提供、県内29カ所の子ども食堂へ野菜飲料の提供、災害時の物資提供など。

同社は野菜不足をゼロにする目標を掲げ、これまでに県と和歌山信愛女子短期大学とで、県の農産物や果物を使った「わかやまスムージー」の開発試飲イベントや和歌山大学付属小学校でのレシピ開発コンテストなどの取り組みを実施してきた。また「ねんりんピック紀の国わかやま2019」(9~12日)では、出場する選手たちに同社が開発した「わかやまスムージー」が提供される。

締結式は県庁で行われ、寺田直行社長と仁坂吉伸知事が協定書に署名。寺田社長は「県民の皆さんが健康で豊かな食生活が送れるために、和歌山の素晴らしい資源とカゴメのノウハウを生かして地域活性化に貢献できるよう協力していきたい」と話した。

また、今回の締結に合わせ、12日から来年2月下旬までの期間限定で、有田みかん果汁を使った「野菜生活100有田みかんミックス」を販売することも発表。有田みかんの豊かな香りとコクのある甘さが楽しめる商品という。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。