車いすで光の祭典へ 相互タクシープラン

車いすのまま簡単に乗降できる「ケアタク」

相互タクシー㈱(和歌山県和歌山市松島)は、同市毛見の和歌山マリーナシティで2日から来年3月1日まで開かれるイルミネーションの祭典「フェスタ・ルーチェ」を、車いす利用者も楽しむことができる特別プランの提供を始める。

同社が通常運行している福祉タクシー「ケアタク」を利用したプランで、車いすのまま簡単に乗降が可能。ヘルパーの資格を持つ乗務員が、自宅や施設などからフェスタ・ルーチェへの送迎に加え、園内でのサポートも行う。同プランは付き添い1人が含まれているので、家族や友人などが同行することができる。

プランを企画した松浦卓哉常務取締役は「日頃ケアタクのサービスを行う中で、ちょっとした外出も『行きたいけれど行けない』という切実な声に接する機会が多い」と話す。夜間のイベントとなるとさらに外出は困難に。フェスタ・ルーチェ実行委員会の「みんなに楽しんでもらいたい」という思いを知った松浦さんは、「ケアタクなら役に立てるのでは」と考え、プランが生まれた。

同社では、車いす利用者も安全に楽しめるよう乗務員が事前に園内を視察。「誰もが『楽しむこと』を諦めることのないように」との思いで2日の開幕を迎える。

松浦さんは「フェスタ・ルーチェは素晴らしいイベント。夜間に出掛けることが難しい人など、行きたくても行けない人に安心して楽しんでもらいたい」と話している。

料金は9840円(税込み)。2時間貸し切りで、往復送迎、大人3人の入園チケット、園内サポート料を含む(延長30分単位=2460円、同)。付き添いはもう1人追加可能で、その場合は別途チケット代が必要。予約、問い合わせは同社(℡073・473・5588)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。