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和歌山ニュース 和歌山にこだわったおにぎりスタンド&関西初の駅舎ホテル 開業

和歌山にこだわったおにぎりスタンド&関西初の駅舎ホテル 開業

公開日 2019.11.11

11月2日(土)、南海高野線九度山駅におにぎりスタンド「くど」、高野下駅に駅舎ホテル「ニッポニアホテル高野参詣鉄道Operated by KIRINJI」の2施設が誕生しました。2施設誕生の背景には、和歌山の有数の観光スポットである高野山上だけでなく「ふもとから参詣道を歩く」という楽しみ方を観光客に味わってもらいたい、という願いから2駅の開発整備が進められました。 九度山駅で開業した「くど」にはかまどが設置され、毎朝炊きたてのお米でおにぎりを準備し、提供されます。改札内外から購入可で、それぞれイートインスペースもあり。改札内のイートインスペースは倉庫を改装したノスタルジックな空間で、引退したばかりの7100系のパーツを随所に散りばめ、1950年〜60年代に作成され難波駅に設置されていた沿線案内図なども展示されています。 おにぎりは九度山産のコシヒカリや高野町産の紫黒米を使用し、和歌山らしさを感じる漬けマグロや梅などがお供に。もちもちの黒米と梅の程よい酸っぱさと塩加減が絶妙の「黒米梅むすび(200円)」や和歌山名物の「めはりむすび(250円)」、「加太ひじきむすび(200円)」など豊富なおにぎりの種類を楽しむことができます。 高野下駅の「ニッポニアホテル高野参詣鉄道Operated by KIRINJI」は大正時代に作られた「近代化産業遺産」の建物を活かした、関西初の駅舎ホテル。客室は「高野」「天空( 11月中オープン)」の2室限定で、予約も埋まっているそう。室内の装飾には7100系の車両扉や座席、つり革など使用されています。駅で電車が発着する際のレール音も程よい臨場感を味わうことができ、駅・電車を思う存分堪能することができます。宿泊者には高野下駅〜九度山駅の往復きっぷ付き。宿泊は高野とふもとWEBサイト(下記参照)より予約可。 高野山へ観光する際には、ふもと「九度山町」の新しい施設で「食」と「宿」を満喫しながら楽しんでみてはいかが。
【宿泊予約】南海電鉄 特設WEBサイト「高野とふもと」https://otent-nankai.jp/contents/koyafumoto/※表示価格は税別。