公道での走行目指し ハイブリッドバイク実証

ペダルをこぐ尾花市長(手前)と鳴海CEO

和歌山県和歌山市は6日、glafit㈱(同市出島、鳴海禎造CEO)が開発した電動と手動のハイブリッドバイクの走行実証実験を同社と開始した。前日の5日には、報道関係者向けの試乗会が同市友田町のJR和歌山駅のわかちか広場などで開かれた。

新技術などの実証を行うことができる環境を整え、実証で得られた情報や資料を活用できるようにして規制改革を推進する国の「規制のサンドボックス制度」に和歌山市と同社が共同申請し、ことし10月17日に認定を取得。実証実験を実施することになった。モビリティ(交通移動手段)分野では全国初、また行政と民間企業との共同申請で認定されたのは全国初となる。

同バイクはペダルを活用することでペダル走行とバイク走行の他、「自転車×バイク」の両者を掛け合わせたハイブリッド走行が可能だが、現行法では原動機付自転車に分類されて車道での走行となる。

今回は自転車として公道を走る際、安全面で問題がないことをアピールするため、レンタルサイクルとして貸し出す実証実験。利用者にアンケートを取って検証し、車道以外でも走行が可能になることを目指す。

公道で自転車として試乗した尾花正啓市長は「高齢者の足、また観光としての二次交通を充実させて観光客の移動手段で活用できれば」と話した。

鳴海CEOは「モビリティ分野として認定を受け、和歌山で実証実験を行うチャレンジとしての第一歩」と意気込んでいる。

2020年1月31日までJR和歌山駅西口地下のわかちか広場で、10台を無料で貸し出す。使用する場合は原動機付自転車免許が必要。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。