ねんりんピック開幕 1万人が27種目で交流

きいちゃんのぬいぐるみを手に入場する県選手団

全国の高齢者がスポーツや文化活動を通じて交流を深める「第32回全国健康福祉祭和歌山大会(ねんりんピック紀の国わかやま2019)」が9日、開幕した。県内初開催で、大会は12日までの4日間。和歌山県和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で行われた総合開会式には約2万人が参加し、式典に続いて豪華なアトラクションが披露された。

ねんりんピックは1987年から毎年開かれている。今大会には全国各地から選手約1万人が参加し、県内21市町で27種目が行われる。本紙エリアでは、和歌山市で卓球、テニス、ゲートボール、水泳、岩出市でペタンク、紀の川市でソフトボール、海南市で太極拳と囲碁、紀美野町でパークゴルフを実施。健康や芸術に関するイベントも催される。

開会式は三笠宮彬子(あきこ)さまを迎えて行われ、47都道府県と20政令市の選手団が沖縄県を先頭に南から入場。約600人で構成する和歌山県選手団は最後に姿を見せ、青色のウエアに身を包んだ選手たちが県PRキャラクター「きいちゃん」のぬいぐるみや横断幕を手に堂々と行進し、スタンドの観客から大きな拍手が送られた。

尾花正啓和歌山市長が開会を宣言し、和歌山大学教授の大元和憲さんが国歌を独唱。田辺市出身で1964年東京五輪男子体操で金メダルを獲得した早田卓次さん、和歌山市出身で2012年ロンドン五輪レスリングで銅メダルに輝いた湯元進一さん、同市出身でフェンシングで活躍する東莉央・晟良姉妹らが炬火(きょか)ランナーを務めた。

仁坂吉伸知事は「あふれる情熱で取り組まれてきた成果を発揮され、思い出深い大会になることを祈念します」とあいさつ。彬子さまが「私の周りにも、すてきなお年寄りがたくさんいます。ねんりんピックは多種多様な人生を楽しむ術が詰まっており、多くの人が交流する場になっているのは素晴らしいことです。出場する皆さまが交流を深め、実り多き大会になることを祈っています」とお言葉を述べられた。

続いて、選手を代表して剣道交流大会に出場する岩﨑弘さんと、ウォークラリー交流大会に出場する伊達美恵さんが「スポーツや文化活動に躍動し、地域や世代を超えた絆を結びます。笑顔弾ける大会にすることを宣言します」と宣言した。

会場では、よさこいやダンス、上富田町出身で演歌歌手の坂本冬美さんによる歌の披露などもあり、大いに盛り上がりを見せた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。