優れた4点認定 和歌山市チャレンジ新商品

新商品を手に認定事業者の皆さん

和歌山県和歌山市の中小企業者が開発した優れた商品を市が認定する「チャレンジ新商品」の認定証授与式が19日、市勤労者総合センターであり、本年度は4事業所の4商品が認定された。特に新規性が高いとして、グランプリに、飲み込む力を鍛える「タン錬くん」が選ばれた。市のPR支援などを受け、海外や県内外への販路拡大を目指す。

認定を受けた商品は、㈱リハートテック(笠原佳代代表取締役)の「タン錬くん」、㈱サンフレックス(藤田哲夫代表取締役)の「ニコいち!!和歌山カレー」、㈱世界一統(南方康治代表取締役)の「和歌のめぐみプレミアム」、4Dセンサー㈱(柾谷明大代表取締役)の「無線式橋梁たわみ計測装置」。

「タン錬くん」(1個税別3980円)は哺乳瓶のような吸い口のある容器で、赤ちゃんがお乳を吸うときに使うような舌圧が必要なため、使用すると咽頭蓋の調整や管理ができ、高齢者に多い嚥下(えんげ)障害の予防に役立つ。

「ニコいち!!和歌山カレー」(1箱同1000円)は県産の熊野牛と紀州うめどりを使用した2種類のカレーを1食90グラムで包装してセット。たくさん食べられない高齢者向けや防災品として新規性が高い。

「和歌のめぐみプレミアム」(1本同2000円)は、田辺市龍神村のユズ、有田地方のミカン、紀の川市桃山町のあら川の桃の100%果汁と純米大吟醸を合わせた3種それぞれに爽やかでみずみずしい地域ブランド性の高いリキュール。

「無線式橋梁たわみ計測装置」は道路や鉄道、橋などのインフラ構造物のたわみ、ひずみに対し離れたところから変位を画像で捉え計測できるシステムを搭載した装置で、作業者の安全も確保され社会的有用性に優れている。

式では、審査会委員でわかやま産業振興財団インキュベーションマネージャーの西川泰史さんがそれぞれの特長を評価し「広く販路を開拓し事業を拡大してほしい」と期待。認定証を手渡した尾花正啓市長は「和歌山市にとって素晴らしい商品ばかり。これからの社会に不可欠なものを開発してくださりありがたい」とたたえた。

㈱リハートテックの笠原直樹さんは「近く学会で発表し、商品を広く知ってもらえるようにしていく」と力を込めていた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。