情熱重ねて半世紀 絵画サークル樹が記念展

表現方法もさまざまな作品が会場に並ぶ

海南高校のOBを中心に発足した絵画サークル「樹(じゅ)」の50回記念作品展が25日まで、和歌山県和歌山市の県民文化会館特設展示室で開かれている。

これまでは海南市で展覧会を開いてきたが、50回を記念し、より多くの人に見てもらおうと和歌山市での開催を決めた。同市や海南市に住む9人が油彩や水彩画、工芸作品など33点を出品している。

作品は逆光に輝く大樹、力強く鮮やかな色彩の山々、花と蝶、写実的に描いた野菜や果実、愛らしいデザインの漆芸、絵日記のように表現した水彩画など。緑に包まれた奈良の室生寺を題材に、約40年の隔たりを経て描いた2枚を見比べられるよう並べた作品もある。

1969年の第1回展覧会出品メンバーの一人、岡本敏美さん(72)は「指導者のいないグループ。お互い影響を受けたり、受けなかったり。力を入れず自然体でやってきたからこそ、半世紀続けてこられたんでしょうね」と振り返る。

会員の東由紀男さん(73)は「絵は積み重ねが大切。長く続けてきたからこそ、描けるようになったグレードの高い表現を皆さんに見てもらいたい」と話している。

午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。