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和歌山ニュース 中学校駅伝全国大会 海南、第三の快走に期待

中学校駅伝全国大会 海南、第三の快走に期待

公開日 2019.12.13

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15日に滋賀県野洲市で開かれる「第27回全国中学校駅伝大会」に、海南市から和歌山県代表として、男子の部で海南中学校、女子の部で第三中学校の駅伝チームが出場する。大会も目前。大舞台で精いっぱい力を発揮しようと、両校の選手たちはレースに向けて気持ちを高めている。

【海南中学校】

チームは3年生中心で、明るく仲が良いのが強み。早朝から練習に励み、当日は県代表として恥ずかしくない走りをしたいと意気込んでいる。

同校では年間を通じ、有志の生徒約60人が駅伝に取り組んでおり、所属するクラブはさまざま。ことしは出場登録メンバーの8人が陸上部、1人が吹奏楽部という顔ぶれがそろった。

全国大会の目標は30位以内。週に5日の早朝練習で、5㌔のペース走、徐々にペースを上げるビルドアップなどに汗を流す。また、選手一人ひとりのコンディションに合わせたトレーニングを行っている。

主将の3年、上田樹君は「体調を確認してトレーニングを選ぶとき、迷ったら練習量の多い方を選ぶようにしています」、メンバーらは「気合と根性で頑張ります」と、全国大会に向けて士気を高めていた。

監督の田中啓和教諭(33)は「前にくらいついて走ってほしい」と期待している。

出場登録メンバーは次の皆さん。

3年=上田樹、嶋田聖輝、白樫理雄、露口大地、三栖滉介▽2年=下津遥功▽1年=上田恭大、辻本幸星、西垣陽詩

【第三中学校】

昨年に続いての出場。チームの特色は選手全員、走ることが好きで明るいこと。前回よりも順位を上げ30位以内を目指そうと練習に励んでいる。

メンバーは、月曜から金曜までの早朝、有志生徒で行う「駅伝部練習会」の参加者で、ことしのメンバーの所属クラブはバレーボールやバスケットボール、テニス、陸上部など。

全国大会を前に、走行ペースをキープする感覚を養う16分間走や、瞬発力を鍛えるダッシュ走などに取り組み、2回目の大舞台に備えている。

主将で3年の神出萌さんは「昨年より良いタイムを目指したいです」、ムードメーカーの3年、前田暁帆さんは「芝生の会場で馬のように走りたいです」と明るくメンバーを盛り上げていた。

監督の森下茂行教諭(45)は「大舞台でもいつも通り楽しく走ってほしい」と期待を寄せている。

出場登録メンバーは次の皆さん。

3年=神出萌、小岩屋結希、前田暁帆▽2年=出﨑香菜、牧原優羽、清水あい▽1年=柏木悠、山野明日