ニタマ電車 貴志川線の新車両デザイン発表

発表されたニタマ電車デザインとニタマを抱く小嶋社長

和歌山電鐵㈱(和歌山県和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)貴志川線のたま駅長(現名誉永久駅長)の就任13周年を記念した式典が5日、紀の川市貴志川町の貴志駅で行われた。たま亡き後、駅長を引き継いだニタマの就任5周年に合わせ、ニタマをデザインした車両「ニタマ電車」の制作が決まり、イメージデザインが発表された。

ニタマは2012年に伊太祈曽駅長兼貴志駅長代行に就任。15年に貴志駅長を引き継ぎ、昨年マネージャー駅長となった。

新デザインの電車は路線永続に向けた「キシカイセイプロジェクト」の一環。真っ黒な車両に、跳んだり走ったりするニタマがたくさん描かれている。たま電車と同じくネコ耳、ネコひげも付いている。デザインは貴志川線の他の車両と同じく水戸岡鋭治さんが担当。8月までに内装デザインを決め、クラウドファンディングなどで資金を募るとしている。

式典には小嶋社長とニタマ、伊太祈曽駅長のよんたま、仁坂吉伸知事、紀の川市の中村愼司市長と和歌山市の尾花正啓市長が参加。小嶋社長は「(貴志川線を)再建した後も台風の被害を受けたり、高速道路ができて利用者が減ったりして、昨年起死回生を懸けたプロジェクトを立ち上げた。これからサスティナブルな仕組みをつくっていきたい」とあいさつ。ニタマ電車については「生活路線として乗ってもらい、また車内で楽しんでもらい、世界の皆さんにも電車を通して和歌山の素晴らしさを広めていきたい。耳を付けるので、尻尾も付けられたら」と話した。

その後、ニタマとよんたま、小嶋社長は駅構内にある「たま神社」の参拝客に福銭を配った。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。