アプリ使ってタクシー配車 県内7社が連携

タクシーを前に協力を誓う関係者ら

和歌山第一交通㈱(和歌山県和歌山市)や大和交通㈱(同)ら県内のタクシー会社7社は15日、スマートフォンのアプリでタクシーの配車から決済までができるサービスを導入した。中国の配車アプリ大手の滴滴出行(ディディチューシン)とソフトバンクが出資するDiDiモビリティジャパン㈱(東京都)と協力。県内全域でスマートフォンを使って簡単に各社のタクシーを呼べるようになった。

同社によると、DiDiはユーザー数が5・5億人を超える世界最大級の交通プラットフォーム。国内では2018年9月に大阪府でタクシー配車サービスの提供を開始し、和歌山で22都道府県目となる。月間ダウンロード数が昨年7月から12月にかけて6カ月連続で配車アプリ1位に輝くなど、人気を集めている。

利用者はスマートフォンにアプリをダウンロードし、アカウントを登録すれば利用できる。行き先や支払い方法、乗車地点を入力すると、人工知能(AI)技術で、タクシーの利用希望者がいる場所から最も近い所にいるタクシーに連絡が入り、配車依頼から平均5分で駆け付ける。

15日は和歌山市福島の和歌山第一交通㈱で記者発表会があり、DiDiモビリティジャパン西日本エリア本部アカウント営業1部の荒生誠司部長、第一交通産業㈱ネットワーク推進室の古賀隆太室長、県タクシー協会の川村昌彦会長らが出席。荒生部長はDiDiのアプリについて「タクシーを呼んだらすぐ来てくれるということでご好評いただいている」と手応えを示し、「若い人をはじめ今までタクシーに乗らなかった層の掘り起こしを進めていきたい」と意気込みを示した。古賀室長は「ユーザーから選ばれ、ドライバーも喜ぶ良いアプリだと思う。しっかりサービスを提供して良い結果を出せるように頑張りたい」と力を込めた。

また、サービス開始を記念し、DiDiのアプリに初めて登録し、和歌山エリアで利用した人を対象として、1000円分のクーポンがもらえる「初回利用キャンペーン」を実施している。終了日は未定。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。