爆笑の観光アイデア会議 越前屋俵太さん進行

ミーティングの進め方をアドバイスする越前屋俵太さん(奥左)

和歌山市観光協会は28日、市民参加で楽しく観光活性化への意見を戦わせる「アイデアミーティング」を、一番丁のわかやま歴史館で開いた。和歌山大学非常勤講師の越前屋俵太さんをファシリテーター(進行役)に、約30人が参加。実現可能性はとりあえず度外視した斬新、奇抜なアイデアが続々と飛び出し、爆笑の中で和歌山の魅力を再発見する機会となった。

全3回のミーティングの初回で、集団でアイデアを出し合うブレーンストーミングにゲーム要素を取り入れ、参加者が楽しみながらアイデアを出せる手法「ブレストバトル方式」で実施した。

俵太さんは、ブレストバトルを考案した京都大学の不便益システム研究所の客員研究員も務め、京都などで同手法によるミーティングのファシリテーターを務めている。本紙連載「人酔い日記 カウンター越しの和歌山」でもおなじみ。

今回のテーマは「今までになかったお土産」。経営者や観光団体の職員、大学生、行政職員などさまざまな立場の参加者が5人程度ずつの6チームに分かれ、思い付いたアイデアを付箋に書いて出し合った。

俵太さんは「具体的な土産にこだわらず、和歌山の良いところを話して」「1人10個くらい書き出して、並べて話し合わないと普通の会議になってしまう」などとアドバイス。各チームでは、智弁和歌山で何か作れないか、南海和歌山市駅の土産が欲しい、あえて自虐アピールはどうかなどの話し合いが進んだ。

最後はプレゼンテーションで対決。各チームがアイデアを五つずつ選び、各1分で発表。先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の戦いごとに参加者の挙手で一番面白かったアイデアを決め、選ばれた数の多さで競った。

婚活中の県民のデータが分かるQRコード付き土産▽県内の高校野球強豪校の土▽名産をとにかくミックスした、まずい「罰ゲームジュース」▽和歌山弁をしゃべるパンダグッズ▽和歌山ラーメンのライバル店詰め合わせセット――など、笑いと驚きを誘うアイデアぞろいで、俵太さんの称賛や絶妙のツッコミが加わり、対決はどんどん盛り上がった。

俵太さんは「皆でしゃべることで、自分では考えられないアイデアが出せる可能性を感じてもらい、いろいろな発見があったと思う」、参加した㈱BB company代表取締役の中本多紀さん(56)は「私たちの世代にはない若者の発想が聞けて面白かった。アイデアが実現すれば楽しいと思う」と話していた。

今後のアイデアミーティングは、2月25日午後2時~5時が「今までになかった和歌山ツアー」、3月17日午後6時~9時が「外国人にPRするにはどうするか?」。会場はわかやま歴史館3階。定員は先着各30人。

申し込みは、住所、名前、年齢、連絡先、職業、参加希望の日程を記入し、ファクスで同協会事務局(FAX073・433・8555)へ。問い合わせも事務局(℡433・8118)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。