いざ全国の舞台へ レスリング和北が近畿大会制す

学校対抗戦で優勝した和歌山北

個人戦で活躍した選手ら

個人戦で活躍した選手ら

レスリングの全国高校選抜大会近畿予選(1月18・19日、奈良・大和広陵高校)で和歌山県勢が活躍。学校対抗戦で県立和歌山北高校が優勝し、個人の部でも同校と和歌山東、和歌山工業の選手が入賞。3月に新潟で行われる風間杯全国高校選抜大会への切符を手にした。

学校対抗戦には請川胡大良君(1年)、葛城壱成君(同)、森靖人君(2年)、澤田幸明君(同)、池端珠理君(同)、樋口勘太郎君(1年)、山路健心君(1年)、山路太心君(同)、茂野吏玖君(2年)、久保裕次郎君(同)が出場した。

和北は昨年の同大会で3位だった。夏の近畿大会優勝を逃し、部に四つあった優勝旗が二つになった。森下浩監督の「二つしかないのは寂しい」という言葉に、主将の池端君は「優勝旗を取り返そう」と思ったという。その思いはみんな同じで、一層練習に励んだ。

準決勝では、今大会で最も警戒していた日星高校(京都)と対戦。体格が良く、力も強い選手ぞろいの日星だったが、1試合負けたものの後は全勝。決勝の海洋高校(京都)との試合へと良い流れができた。

個人の部では51㌔級の請川君、55㌔級では澤田君、80㌔級で茂野君、92㌔級で久保君が優勝した。また51㌔級で葛城君、55㌔級で森君、60㌔級で池端君、71㌔級で山路太心君が入賞している。

個人の部80㌔級で優勝した茂野君は、スランプを脱する光が見えたという。決勝で当たった西宮香風(兵庫)の堀北一咲望選手には国体前の試合で敗北。以降調子の良くない時期が続き、がむしゃらに練習した。決勝は負けたらまたスランプに陥ってしまうと思いながら臨み、3―1で堀北選手に勝つことができた。

全国大会に向けて、池端君は「(全国では)まだ決勝にいったことがないので、全員が勝つという気持ちを持って、しっかり優勝したい」、茂野君は「近畿では攻める勇気が持てなかったので、今以上に練習してもっと上を目指したい」と意気込みを語った。
和工と和東も健闘
辻岡・串野・畑山が入賞

また、和歌山東、和歌山工業の選手も個人の部で活躍。92㌔級で辻岡大門君(和東2年)が2位、125㌔級で串野克哉君(同1年)が4位、畑山尚輝君(和工2年)が5位に入賞した。

92㌔級を戦った辻岡君は「これほど勝てるとは思わなかった」と振り返る。2回戦で当たった長尾谷(大阪)の一ノ宮祐介選手は自分より体が大きかったため、長期戦に持ち込ませないよう早く決着をつけようと努めた。大きな大会の経験は少なく、階級の中では体重も軽いため、相手はみんな強いと思い、とにかく懸命に戦ったという。

125㌔級5位の畑山君は敗者復活戦を勝ち上がり、全国出場を決めた。敗者復活では負けられないと腕を取ったり、後ろを狙ったり、慎重に攻めた。昨年より落ち着いて取り組めたが、やはり強い相手の前では緊張。試合で慌てないように、緊張しないようにしていきたいという。

辻岡君は「まだまだ鍛えていかなくてはと思う。いけるところまで、力いっぱい頑張りたい」、畑山君は「投げ技や腕取りの技術を磨きたい。自分にできることを精いっぱいしたい」と話している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。