「キーノ」4月24日開業 南海和歌山市駅

開業に向けて準備が進むキーノ和歌山

和歌山市と南海電鉄㈱(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は6日、南海和歌山市駅で建設を進める複合施設「キーノ和歌山」の開業が4月24日に決まったと発表した。市民図書館の他、商業ゾーンには全国、和歌山県内初出店の8店舗を含む29店舗が出店。和歌山の新たな玄関口として、まちのにぎわいに期待が高まる。

商業ゾーン1階にはドラッグストアの「薬 マツモトキヨシ」、「カフェ&バー プロント」、大阪・難波で人気のラーメン店「麺屋 丈六」が入る他、総菜・弁当、鮮魚、精肉などを扱うスーパーマーケット「ロックスターファームズ」も出店する。2階には県内の人気飲食店が多数出店。熊野牛を取り扱う人気焼肉店「きた川 牛侍」や、ランチもにぎわう海鮮居酒屋「太平洋酒場」、「厚切りとんかつ よし平」、ご当地ソフトクリーム「グリーンソフト」が人気の「玉林園」、日本酒「紀土」で知られる酒蔵・平和酒造(海南市)が手掛ける日本酒スタンド「平和酒店」などが入る。

3階は美と健康のフロア。24時間営業の会員制複合カフェ「快活CLUB」、女性専用のホットヨガスタジオを備えたスポーツクラブ「セントラルスポーツジムスタ24・スタジオヨガピス」やクリニックなどが入る。

商業ゾーンの4~12階には「カンデオホテルズ南海和歌山」が入り、4月30日に営業開始する。

市民図書館は1~4階と屋上で構成。365日開館し、開館時間は午前9時~午後9時。閲覧席は旧図書館の約2・6倍となる525席。1階にはカフェ「スターバックスコーヒー」や書店が入り、中2階は800台を収容できる市営自転車駐車場となる。2階は料理や旅行など生活に密着した書籍を多く配置する他、郷土作家・有吉佐和子さんに関する資料を展示する。3階は専門書が中心で、電源のあるオープン学習席を57席、飲食可能なテラス席を38席配置。4階はブックマウンテンと呼ばれる〝絵本の山〟を設置する。

同社によると、売上目標は年間23億円で年間約200万人の来場を見込む。

6日は尾花正啓市長と遠北社長が市役所で記者会見。尾花市長は和歌山市駅前について「髙島屋さんが撤退してから特に衰退が目立つようになりこのままではいけないと思った」と話し、キーノ和歌山と市民図書館について「街をさらに活性化していくきっかけにしたい」と意気込みを示した。遠北社長は「市民図書館やホテルができ、和歌山市駅に来る目的が多様化するのでは」と期待を寄せ、「市駅周辺は食べるお店が少ないとの声もあった。(キーノ和歌山で)和歌山の多様な食を楽しんでいただきたい」と話した。

グランドオープンは午前10時。同9時から記念式典を行う。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。