休校「不安しかない」 家庭や学童保育も混乱

小学校の休校を知らせる張り紙(2月29日、和歌山市)

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府が全国の学校を3月2日から臨時休校するよう要請したことを受け、和歌山県内でも共働きや1人親世帯には子どもを預ける場所について困惑が広がっている。

和歌山市の中学2年生と小学3年生の子どもがいる4人家族の母親は「昨日(2月28日)に家族会議を開き、中学生の娘に弟の面倒を1カ月手伝ってもらうことに決めました」と話す。「1人で2人の子を育てている同僚は、娘さんを実家に預け、保育園児の妹については今はまだ園が空いているので通園させ、誰も見てくれる人がいない場合、仕事を休ませてほしいと会社に報告していました。今は不安しかないです」と話した。

民間の託児所や学童保育も対応に追われる。10年以上、和歌山市の若竹教室で学童保育指導員をしている女性は「普段の春休みは朝8時からの人材確保はしているが、今回の急な発表で現場は混乱している」と明かす。「2日からは午後1時からのシフトしか決まっていないので朝から出られる人は協力してほしいとスタッフに頼んだ。教育委員会の発表で小学校教員も協力する意向だと聞き、人材がない場合は午前中のお手伝いをお願いするしかないと思う」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。