和市職員の感染は2人に 同僚ら全103人陰性

市の対応を説明する尾花市長

職員が新型コロナウイルスに感染した和歌山市役所では、19日午後にも公園緑地課勤務の50代男性職員の感染が確認された。県内での感染確認は17人目。市は職員2人の感染が確認された本庁舎9階で働く職員や感染者の家族ら103人について、県とも協力して20日にPCR検査を実施。全員の陰性が確認された。尾花正啓市長は21日に市役所で記者会見し、「感染経路はいまだに分からないが、(市役所内で)クラスター的なものは起きていないと考えている」と述べた。

感染が分かった2人目の男性職員は内在住。通勤には自転車を使用していた。今月11日から倦怠感があったものの発熱はなく、11~13日と18日は出勤。19日にPCR検査を受け陽性が確認された。市によると、直近の海外渡航歴や外国人との接触はないという。

市は本庁舎と東庁舎に勤務する全職員ら1904人と家族を対象に体調を調査。PCR検査が必要な症状がある人はいなかったが、発熱やせきなどがある職員9人を対象として21日にPCR検査を実施した。本庁舎と東庁舎について、トイレやエレベーターなどの共有部分と本庁舎9階フロアの全執務室などの消毒を進めている。

尾花市長は職員2人の感染が確認された9階について「在宅で仕事ができる人は在宅勤務にし、9階の業務はかなり縮小していこうと思う。9階は業者の方が多く、一般市民の方はまず来られないが、安全のため(市民の方は)できるだけ9階は避けていただけたら」と述べた。

また、県内在住の20代女性が19日にウイルス検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認された。

厚生労働省によると、女性は12~18日にスイスに滞在。すでにウイルス検査で感染が確認されたスイスの知人と接触があったという。19日に関西国際空港の検疫所でウイルス検査を受け、感染が確認された。現在入院中で、症状はないという。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。