母校の児童に夢を 湯元兄弟がブレザー寄贈

黒と赤のブレザーがケースに飾られた

レスリングオリンピックのメダリストで和歌山県和歌山市出身の湯元健一さん(35)と進一さん(35)兄弟が、母校の市立西脇小学校(西庄)に出場時に選手団として着用したブレザーを寄贈した。兄の健一さんは2008年の北京五輪フリースタイル60㌔級で銀、弟の進一さんは12年のロンドン五輪同55㌔級で銅メダルを獲得している。ブレザーは23日の卒業式で6年生に公開された。

寄贈されたブレザーは2人がそれぞれメダルを取った大会で着ていたもの。地元の子どもたちに夢を持ってもらいたいとの思いから、同校に飾られることとなった。

体育館にブレザーの展示コーナーが完成。写真パネルや2人のサインとともに北京の黒、ロンドンの赤いブレザーが飾られた。

展示コーナーにはアクリル板がはめられ、児童を代表して6年生の濱口翔太君と5年生の若林涼太君がフィルムを剥がしてブレザーをお披露目した。濱口君は「ブレザーはかっこいいと思った。自分の通った学校の先輩に、世界の舞台に立った人がいることがやっぱりすごいと思った」、若林君は「4月から来る新1年生にも、オリンピックのメダリストが先輩にいることを教えてあげたい。自分も野球をしているので、いつか自分の物も隣に飾りたいと思った」と話していた。田野岡敎彦校長は「展示することが児童にとって夢と希望を持って、その実現のために何をすべきかを考える機会になれば」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。