防災や文化など体制強化 和歌山市人事異動

和歌山市は24日、4月1日付発令の2020年度定期人事を発表した。異動規模は925人(前年度比169人増)で3年ぶりに900人を超え、うち昇任は259人となっている。組織体制は、防災対策や国民文化祭の準備、教育環境の整備などのため、各担当課で人員増などの強化を行う。

局長級は、総務局長に尾崎拓司総務部長、危機管理局長に川崎勝危機管理調整監が就任するなど異動する8人全員が昇任となっている。

部長級以下の異動の内訳は、部長級27人(うち昇任19人)、課長級64人(同35人)、副課長級95人(同53人)、主務班長級107人(同49人)、班長級218人(同37人)、一般406人(同58人)。19年度末の退職者は116人で、うち定年退職は90人。4月1日現在の職員数は前年度比16人減の2858人で、平成以降最少となる。

今回の異動は、専門的な知識、経験を備えた人材を育成し、能力を最大限に発揮できる配置に務めるとともに、職員が同じ所属に長期間とどまることなく異動し、組織の新陳代謝を図ったとしている。一方で、新型コロナウイルス対策事務の継続性のため、保健所や産業部の異動は抑制した。

組織体制では、地方創生の取り組み推進のため、政策調整課から業務の移管を行う。地域の特性を生かした魅力向上の施策の企画立案などを企画課に、自転車活用の推進事業を交通政策課に移し、より効率的に進める。

人員増などの体制強化を行う課は、河川港湾課、文化振興課、スポーツ振興課、教育施設課となっている。

庁内の組織数は、13局、30部、114課体制に変わりはないが、班が再編などにより14減の385班となる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。