ベニー園長が冬眠明け 和歌山城公園動物園

冬眠を終え、部屋でくつろぐベニー

和歌山城公園動物園(和歌山県和歌山市)の園長、ツキノワグマのベニー(雌、推定27歳)が27日、冬眠明けの仕事始めを迎えた。午前9時に寝室の扉が開かれ、ベニーは反応したものの外には出ず、春の初出勤は〝在宅勤務〟となった。

ベニーは昨年12月23日に仕事納めをし、約3カ月冬眠していた。27日の市内は、同時刻で気温18・4度、降水確率90%のぐずついた天気で、ベニーは部屋から出ることに気乗りしなかった様子。

市和歌山城整備企画課の瀧本翔子主事は「ベニーは高齢で動きもゆっくりになり、人間の都合で誘導したくない。ベニー自身のペースに合わせたい。ことしも元気に春を迎えることができ良かった」と話し、「暖かくなり、城内は桜も咲き始めているので、元気なベニーも一緒に見に来てほしい」と呼び掛けている。

ベニーを見に訪れた大阪府阪南市の女性会社員は「毎年この時期を楽しみにしている。ことしは仕事の休みと日程が合ったので、家を朝7時に出て、電車に乗って会いに来た。ベニーを見ると春が来たと思う」と笑顔で話していた。

ベニーの〝勤務〟の様子は、ホームページやフェイスブックで発信する。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。