雑賀崎にスケートパーク 競技力向上目指す

スケートボードの滑りを楽しむ子どもたち

スケートボードやインラインスケートが楽しめる「わかやまスケートパーク」が3月29日、和歌山県和歌山市雑賀崎にオープンした。スケートボードは東京五輪の正式種目になるなど人気は高く、競技力向上と競技人口拡大を目指す。初心者が練習しやすく、上級者もさまざまな技を磨けるようコースを設計しており、オープン当日は老若男女たくさんの愛好者が訪れた。

県内では田辺市の扇ヶ浜にパークがあるが、練習できるスペースは少なく、県内の愛好者は扇ヶ浜か県外の施設に練習に行くことが多かった。愛好者から要望があり、またスケートボードがオリンピックの新種目になったことを受けて2年前から計画が進められていた。

パークに設置する障害物や配置は県スケートボード協会(井戸﨑政之会長)が考案。約1000平方㍍の敷地に丸いパイプの上を滑るエレファントレールや傾斜のあるピラミッド状のコーナーバンクなど7種類のセクション(構造物)を設置。カーブのあるランプや階段が組み合わさった複合セクションは同協会が考えたオリジナル。それぞれの配置が技や練習の邪魔にならず、スムーズに競技ができるようになっている。

井戸﨑会長は「練習する人の姿を見て興味を持ち、やってみたいと思ってもらえる施設になれば。ここで練習を始めた子が世界を目指し、県内にスケートボードの練習場所が増えるきっかけになればうれしい」と期待を寄せた。

練習に訪れた和歌山市中の横田和馬君(12)は「練習の時は大阪に行き、平日は家の前で練習していたので、和歌山に施設ができるといいなと思っていた。セクション(障害物)が面白くて、いろいろできそうなので、ここで練習していきたい」と話していた。

パークは年中無休。午前9時~午後5時。利用無料。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。