オンラインで学習確認 城東中でテスト配信

画面の向こうの生徒に時間割や課題を説明する教員

新型コロナウイルスの影響で休校期間が延長されたことに伴い、オンライン学習体制の構築を進める和歌山県和歌山市で11日、ウェブ会議システムのテスト運用が市立城東中学校(美園町、楠見健校長)で行われた。

同市では受験を控える中学3年生を対象にタブレットパソコンやルーターを貸し出し、自習教材やウェブ会議システムを活用したオンライン学習への準備を進めている。この日はウェブ会議システムを使い、3年生の生徒約60人に向けて朝のホームルームが行われた。

生徒は教員から届いた招待メールからウェブ会議にアクセス。午前9時には多くの生徒の顔がウェブ会議の画面に並んだ。ホームルームでは次の登校日の提出物や時間割などを説明。生徒からの質問を受け付けた。

3年2組を担任する弥勒洋介教諭(38)は「生徒が元気そうで良かった。音声のタイムラグやネット環境で伝わりづらいこともあるので気を付けて考えていきたいところもある」と話していた。

富松淳市教育長は「授業を行うにはまだ課題があるが、今後も授業時間確保のためにも利用できるように進めていけたら」と話した。

今後、市では18日から市内の中学3年生全員がウェブ会議を活用して学習内容の確認や健康観察、質問などを行えるようにしていく予定。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。