就労支援所の開設へ 海南市の会社が資金募る

「安心して伸び伸び働く場を」と中本さん

合同会社MMW(和歌山県海南市且来)は、就労継続支援B型事業所「作業所Volante(ボランチ)」の開所に向け、クラウドファンディングで資金を募っている。代表社員の中本隼人さん(36)は「『ボランチ』は舵取りという意味。障害のある人が安心して働ける場をつくり、自分の人生や可能性に向けて羽ばたけるようになれば」と話している。

中本さんは大阪と和歌山で15年ほど保育士、スポーツクラブのサッカー指導員として勤務。クラブなどで障害のある人や保護者と接する中で、将来や就労への不安を聞いた。自身の身内にも障害のある人がいることから、心身にハンディのある人の働く場について考え、安心して働ける場をつくりたいと新しく事業を立ち上げた。

B型事業所では、事業所での雇用が難しい人に就労機会を提供し、必要な知識や能力を身に付ける訓練や支援を行う。同作業所では海南市の特産である家庭用品の製造、梱包作業をはじめ、児童福祉施設での巡回サッカースクール、精神障害のある人が参加するソーシャルフットボールチームの設立など自身が培った保育やサッカーの知識を生かした展開も考えている。

目標金額は100万円。福祉のまちづくり条例に沿った項目をクリアするため、手すりの設置や出入り口の幅を80㌢以上にするなど設備工事費に充てられる。

支援コースはありがとうのメールが届く1000円、職員から手紙が届く1500円、活動報告書と作業所の商品が届く4000円、5000円、オリジナルTシャツが届く1万円、1万5000円、ホームページに名前を記載する2万5000円の7種類。支援はクラウドファンディングサイトfaavo(https://faavo.jp/wakayamachuo/project/4357#pj-single-nav)から受け付けている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。