ジムなど休業要請解除 接客伴う飲食店は継続

休業要請の一部解除を発表する仁坂知事

和歌山県は22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため遊興施設や運動施設などに対して出していた休業要請を23日午前0時から一部解除すると発表した。スポーツクラブやカラオケボックスの他、床面積が1000平方㍍を超えるパチンコ店などを休業要請の対象から外す一方、接待を伴う飲食店やライブハウスなどに対しては引き続き休業要請を継続する。

仁坂吉伸知事が22日に県庁で記者会見し発表した。仁坂知事は県内や京阪神の感染リスクについて「明らかに下がっていると思う」と述べ、「コロナは怖い病気だが、ゼロリスクを目指していたら永久に学校や商売は開けない。コロナの状況を見ながら経済活動を徐々に再開していくのが大事では」との考えを強調。「国民の皆さんが犠牲的な精神で努力された結果、ここまで来た。これまで以上に医療保健行政をしっかりやっていく」と述べた。

休業要請を解除する施設は、ダーツバー、カラオケボックス、スポーツクラブ(屋内)、ホットヨガ・ヨガスタジオ、床面積1000平方㍍を超えるゲームセンターやパチンコ店など。仁坂知事はカラオケボックスについて、「1人か同居家族と行ってもらい、次の利用客との間にしっかり消毒をしてもらいたい」と呼び掛けた。

一方、スナックやバーなどの飲食店のうち客の接待を含む店舗や性風俗店、ライブハウスなどに対しては引き続き休業を要請する。要請の期間は31日までとし、その後の方針は未定という。臨時休校が続いている県立学校については6月1日から再開する予定で、「様子を見ながら分散型(登校)など工夫をして段階的にやっていくことになると思う」と述べた。

休業要請の一部解除を受け、県内の対象施設では着々と再開準備が進む。ジストスポーツクラブ和歌山(和歌山市中野)は、25日からフィットネスジムやプールなどを再開。サウナやレッスンプログラムは当面の間中止とする。同施設の大谷学支配人は「非常にうれしく思う。お客さまから早く再開してほしいとの声もいただいていた。感染防止対策を徹底していきたい」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。