教室に笑顔戻る 県立学校3カ月ぶり再開

授業を受ける生徒たち

新型コロナウイルス感染拡大で臨時休校が続いていた和歌山県立学校は1日、約3カ月ぶりに授業や部活動を再開した。和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校では、登校した生徒たちが久しぶりに会うクラスメートと笑顔で語り合い、学習の遅れを取り戻そうと気を引き締めて授業を受けていた。

3密を避けるため、生徒たちは時間をずらして登校。教室で授業を受ける生徒数を通常の半数程度とし、隣り合うことのないよう、広く間隔を空けて着席した。教室の窓を開けて換気を行い、生徒にはマスクの着用や入室前の手の消毒を呼び掛けるなど感染防止策を取った。

愛須貴志校長は校内放送を通じてあいさつ。「やっと1学期が始まりました。今まで通りの生活を望むことは容易ではなく、辛抱の日々がしばらく続くと思う。新しい生活様式に順応していきましょう。お互いの絆を大切にし、この難局を乗り切っていきましょう」と呼び掛けた。

それぞれの教室では、担任が生徒に朝検温をしてきたかなどを確認。早速、現代文や世界史などの授業が行われ、教員が担当科目の特徴や学習の意義などについて説明し、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていた。

3年生の鳥居史弥君(17)は「休校中は配布された課題にしっかりと取り組んでいました。休みの間にあった出来事をみんなと話せるのがうれしい。大学受験もあるので、毎日予習と復習をしっかりやっていきたい」と笑顔で話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。