のびのび過ごして 海南に新施設オープン

カラフルな図書館開架スペース

和歌山県海南市日方の市民交流施設「海南nobinos(ノビノス)」が1日、開館した。同所は旧市役所の跡地に建設。図書館、ホール、広場、多目的室などを有する複合施設で、4月に開館予定だったが新型コロナウイルス感染症の拡大により延期となっていた。

施設には、「のんびりする」「のびのびできる巣」などの意味を込めた。館内は海南の伝統文化や産業を表現した「海南の伝統色」で彩られた鮮やかな空間。図書館は日本一の開架冊数となる絵本5万冊をはじめ、実用書、参考書、マンガなど最大15万冊を所蔵可能。子どもたちが遊びながら楽しく読めるブース席や学生が静かに勉強できる吹き抜けの学習スペースをフロアごとに設置している。

図書館の他、スターバックスコーヒーも海南初出店。託児スペースもあり、親子連れも子どもを預けてゆったり読書やコーヒーを楽しめる。多目的室やバンド練習ができる防音室も設置。最大254席のノビノスホールは座席が可動式のため、発表会、イベントなど幅広く利用できる。

開館前には多くの市民が入り口前に並んだ。神出政巳市長は「開館の予定が新型コロナウイルスで遅れてしまった。これからも3密対策は必要になるが、皆さんに愛されるノビノスになっていけば」とあいさつ。テープカットの後、人々は読書スペースや会議室など館内を巡り見学していた。近隣商店街内にある桐陶器店の桐孝二さん(71)は「オープンをずっと待っていた。とても良い施設ができたので、新型コロナウイルスに負けず、商店街も一緒に頑張っていきたい」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。