雑賀崎に交流施設 古民家活用「ガッドブル」

雑賀崎とアマルフィの風景をデザインしたふすま前でテープカット

和歌山県和歌山市雑賀崎に新たな地域交流施設「Gattoblu(ガットブル)」がオープンし、13日にセレモニーが行われた。観光振興と地域活性化につなげるため、昨年市民から寄付を受けた築100年以上の大きな古民家を改装。観光客を呼び込む新たな拠点として活用が期待される。

「ガットブル」はイタリア語で幸せを呼ぶとされている青いネコという意味。観光客の滞在や宿泊、地域の集会に使える多目的スペース、雑賀崎と風景が似ているイタリアの都市アマルフィの魅力と雑賀崎の歴史を紹介するプロジェクションマッピングシアター、さばずしをあせの葉で包んだあせずしが味わえる飲食スペース、漁業で使った伝馬船を展示する資料館も設置。

今後は運営をオーナーの山平篤さん、管理を㈱ReR建築事務所(白井康祐代表取締役)が行う。

セレモニーでは尾花正啓市長が「交流施設として気軽に使ってもらい、また雑賀崎が観光地として繁栄し、非日常が体験できる場になれば」とあいさつ。古民家を寄贈した小川博嗣さんは「大きな家を補修してくれたことに感謝。これから施設が憩いの場になってくれたら」と話した。

テープカットの後、雑賀崎幼稚園と小学校の子どもたちが作った壁画の除幕式が行われ、子どもたちは自分たちで描いた模様や張ったタイルを見て完成を喜んだ。

オーナーの山平さん(41)は「地域交流の場として、長年愛される場になっていけば。皆さんの意見も取り入れ、これから良くしていきたい。よその人にも知ってもらい、雑賀崎に活気が出れば」と今後への思いを話していた。

午前10時から午後5時まで。水曜休み。施設の詳細はホームページ(rergattoblu.com)から。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。