ステッカー購入で支援 コロナ禍ライブハウス

新型コロナウイルスの感染拡大で苦境にあるライブハウス「オールドタイム」(和歌山県和歌山市北新5丁目)を支援しようと、ミュージシャンたちが活動を始めた。「ライブハウスネバーダイ」(ライブハウスは絶対に死なない)と書かれたステッカー(1枚1000円)の購入を呼び掛け、活動資金に充てるもの。全国的なプロジェクトが立ち上がり、音楽に携わる有志が制作したステッカーが約50店で販売されている。

開店からことしで33周年を迎えるオールドタイムは、新型コロナの影響で4月15日から6月5日まで休業。6日から入場定員を通常の3分の1にし、ライブを再開している。

ステッカーは同市のスドウ図画工作の「スドウPユウジ」さんがデザイン。オールドタイムで音響を担当する中谷一陽さんがスドウさんから全国に広がる取り組みを聞き、「ぜひオールドタイムでも」と取り入れることになった。

高校生時代から30年間、同所で演奏しているギタリストのASAKOさんは「有名なミュージシャンも、ここはいい音が出ると感動する場所。マスターの音楽のこだわりはいつも未来に向かっていて、音楽を続ける勇気をもらえます」と話す。

店長の松本博さんと10年間音楽ユニットを組むミュージシャンのHOTEIさんは「オールドタイムは音楽を通して人をつなげてくれる。古き良き時代の音楽に出合える、私にとって大切な場所です」と笑顔で話した。

同店独自の取り組みもしており、松本さんが営業自粛中に感じた思いを込めて制作したCD「Bobbyのひとりごと」(1500円)、33周年記念トートバッグなども販売している。松本さんは「33年続けてこられたことへの感謝の気持ちを伝えたい。こうして店を愛してくれる多くの人がいてうれしい」と話していた。

問い合わせは同店(℡073・428・1950)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。