子ども信じ成長見守る 不登校支援の大地虹色

子どもたちと共に宮島代表

不登校の子どもらを支援する日本食養協会「地球自然学校大地虹色」(和歌山県紀の川市桃山町調月)は、「子どもは自ら学び育つことができる」の考えを大切に、子どもの主体性と「食はいのち」とする食養の考えを重視して活動している。

同所には年長児から小学6年生までの子ども11人が通う。小・中・高・特別支援学校で約20年間、教諭を務めた宮島裕実代表が「100%子どもを信じ、子どもが自分で学び成長できる場所をつくりたい」と約5年前に立ち上げた。スタッフは8人でヨガや歌などのゲスト講師を招いている。

教育理念は「子どもの尊重と学び」「食はいのち」「つくる」。チャイムや宿題はなく、テストはしない。また大人から一方的に指図されたり規制されたりすることがないため、子どもとスタッフが話し合いルールや行事を決める。

食を大切にし、冷凍食品や添加物を使わず、自然農法で作った野菜中心の玄米菜食などを重視。山登りで野草を採ったり、自然とふれあいながら食べ物を作る。

全ての人や場所を学校と捉え、独創性やものづくり、健康、国際力などを養っている。同所に通うことで最初は緊張していた子どもも驚くほど積極的に会話するようになったという。宮島代表は「ここで自然と子ども同士が関わることで良い刺激になって成長ができる」と話す。

同所ではボランティアスタッフを募集している。子どもへの温かいまなざしのある人、一緒に成長を楽しめる人が条件。詳しくは同所(℡090・5013・8777)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。