生命力に満ちた空間 那賀病院に「光の庭」

癒やしを提供するガーデンアート(ヒロガーデニング提供)

ガーデニングを手掛ける㈱ヒロガーデニング(岩出スタジオ=和歌山県岩出市大町、紀の川スタジオ=紀の川市尾崎、田邑嘉浩代表取締役)は、紀の川市打田の公立那賀病院内に、新たな癒やしの庭(ガーデンアート)を制作している。今月末に完成予定で、7月8日には同院で紀の川市の中村愼司、岩出市の中芝正幸両市長ら来賓(予定)を招き、お披露目会がある。

形式にとらわれず、自然や空間を生かして自由に表現したガーデンアートは「HIKARI no NIWA」と命名。降り注ぐ光と穏やかに流れる水、そこに生きる緑の生命力が表現された彩り豊かな輝く空間を演出する。

病院内中央部分の吹き抜けにある空中庭園は1~6階にあり、広さは約70平方㍍。見る方向によって全ての窓から違った景色を楽しめるよう計算してデザインしている。

シダ植物やコケなどを植栽。大人には懐かしさや落ち着いた雰囲気を、小さな子どもには庭を見る楽しさを感じてもらおうと彩った。植栽テーブル部分などには、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の17項目にちなんだ色を使用。医療・福祉従事者への感謝・持続可能な社会への思いなども込めている。

規則性と不規則性を表現し全体を調和。各所に配置した四角の植栽テーブルを曲線が包んでいる。また流線形に玉石を飾り水の流れを表現し、その上を流れる小川のせせらぎは耳でも楽しめる。

同社広報担当の中村友彦さんは「入院患者さんやご家族、病院を利用される方々に、少しでも癒やしを感じてもらえればうれしい」と話している。

また同社は5月に参加する予定だった世界的な園芸の祭典「チェルシー・フラワー・ショー2020」(英国王立園芸協会=RHS)の来年の出展権を獲得。共に参加する個人や企業の協賛を募集している。問い合わせは中村さん(℡0736・67・7463、メールinfo@hiro.london)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。