未来のお参りチケット 県がクラファン認定

新型コロナ収束後の参詣のためにチケットを販売(壇上伽藍)

和歌山県は、クラウドファンディングを活用した県内事業者の取り組みを支援する事業で、高野山「未来のお参りチケット」実行委員会(角濱功治代表)のプロジェクト「『未来のお参りチケット』で世界遺産の地『高野山』を守りたい!」を支援対象に認定した。

弘法大師空海が開き、1200年以上の歴史がある真言密教の聖地・高野山。世界各地から癒やしや安らぎを求めて参拝、観光に訪れる人々が絶えなかった場所だが、新型コロナウイルスの世界的な大流行により、山内は閑散とし、ことしのゴールデンウイークの宿泊者数は、例年約2万人のところがわずか12人にとどまった。

苦境の中、山内の事業者らでつくる同実行委は「こんな時だからこそ、収束後に皆さまがお越しになったときに、今まで以上に喜んでいただけるように準備をしなければならない」と、今回の「未来のお参りチケット」を考案した。

同チケットは、山内の参加店舗、宿坊、土産物店などで使える。購入金額は2000円、3000円、5000円、1万円、5万円から選べ、いずれも額面の2割のプレミアム分がついている。また、チケットなしで全参加施設を支援する10万円、30万円のコースもある。

同プロジェクトはクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で7月20日まで受け付けており、目標金額は583万円。参加施設も掲載している。

認定したプロジェクトに対し、県は県内金融機関や支援機関などと連携し、実現に向けた支援を行い、その後の事業展開も後押しする。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。