企業の人材不足解消へ 地元3金融機関連携

協定書を手に(左から)田谷理事長、松岡頭取、横田常務理事

㈱紀陽銀行(松岡靖之取締役頭取)ときのくに信用金庫(田谷節朗理事長)、新宮信用金庫(浦木睦雄理事長)は人材紹介業務に関する連携協定を締結し、7月31日に和歌山県和歌山市本町の紀陽銀行本店で締結式が行われた。地元金融機関が銀行と信用金庫の垣根を越えて連携し、県内を中心とする求人ニーズを集約。幅広い人材を有効に活用し、人材不足の解消につなげる。

有料職業紹介事業の許可を取得し、1月から人材紹介業務を始めた紀陽銀行と、二つの信用金庫が取引先企業の求人情報を連携。きのくに信金と新宮信金の取引企業からの求人ニーズに対し、紀陽銀行が連携している人材紹介会社を通して一般求職者や3社のOB、OGを企業に紹介することができる。紀陽銀行では1月から4件の求人を成立させており、3社が連携することで人材紹介の幅も広がることが期待されるという。

締結式には紀陽銀行から松岡頭取、きのくに信用金庫から田谷理事長、新宮信用金庫から横田勝之常務理事が出席。締結書にサインした。

松岡頭取は「今後、取引先企業の要請にきめ細かに対応していくためには地元金融機関が力を合わせていくことが大切だと思い締結した。一層、地元地域における人材不足解決に貢献できればと思う」、田谷理事長は「3社で人材紹介の連携ができるのは心強い。人材確保は相談を受けることの多いテーマであり、知見や情報を持ち寄り地元企業の幅広いニーズに対応できる態勢が強化できると考えている」、横田常務理事は「地域の取引先が抱える人材に関する課題解決に向けた支援と人材ニーズに対応することで経済の発展につながるよう、取り組んでいきたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。