需要拡大で大幅増益 ガーデニングタカショー

業績が好調なタカショー本社(海南市)

ガーデニング関連製品大手の㈱タカショー(和歌山県海南市南赤坂、高岡伸夫社長)=東証1部=は26日、2021年1月期第2四半期の連結決算を発表した。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛に伴い、ガーデニング需要が国内外ともに増加し、売上高は97億600万円(前期比3・2%増)、経常利益は7億5400万円(同132・6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億3500万円(同237・6%増)の大幅な増益となった。

同社によると、国内の売上高は、プロユース部門で、昨年の消費増税の反動による新設住宅着工数の減少や新型コロナの影響を受け、売上は減少傾向となったものの、前年同期比2・5%減に抑えることができた。

一方、ホームユース部門は、外出自粛に伴いガーデニングの需要が高まり、販売先の量販店やeコマース(電子商取引)での売上が拡大し、同114・7%の大幅な伸び。海外の売上高も、特にeコマースの伸びが大きく、同104・8%となった。

また、同社子会社が運営するガーデン・エクステリア業界の情報に特化したウェブ・プラットフォーム「ガーデンストーリー」は、5月のピーク時でページビューが同638%、ユニークユーザー数(期間内のサイト訪問者数)が同774%を達成し、ガーデニングの需要増加を示す数値となった。

株価も上昇しており、26日には一時ストップ高となった。

同社は「暮らしに家庭菜園やガーデニングを取り入れるニーズの拡大が顕著にあらわれており、当社ビジネスの基盤がより確固たるものになったといえる」としている。

21年1月期通期の業績予想は25日に上方修正を発表し、売上高184億円、経常利益9億1000万円、親会社株主に帰属する当期純利益6億4000万円。この修正を踏まえ、年間配当金の予想も1株あたり10円から13円に増額した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。