古都清乃さんらゲストに 来年秋に歌謡祭

来年の国民文化祭へ意気込む歌碑プロジェクトメンバーやPR隊

和歌山県和歌山市の五つの商店街でつくる市中央商店街連合会の「和歌山ブルース歌碑プロジェクト」(川﨑博史代表)は、来年の10月31日にぶらくり丁を舞台に開く「ニューレトロ!ぶらくり歌謡音楽祭」の概要を発表。昭和歌謡を彩った「レジェンド歌手」として、「和歌山ブルース」で知られる古都清乃さんの他、三田明さん、橋幸夫さんの3人が出演することが発表された。

来年秋に県内で初開催される「紀の国わかやま文化祭2021」(10月30日~11月21日)の地域文化発信事業の一環として開催。

昭和43年に発売され、ぶらくり丁の情景などが歌い込まれた「和歌山ブルース」(吉川静夫作詞、吉田正作曲)は古都さんが歌って大ヒット。同プロジェクトは歌謡によるまちの活性化などを目的に、平成16年に市民らに寄付を募り、雑賀橋のたもとにレコード盤の形をした歌碑を建立。その後も同曲は広く県民に親しまれてきた。

メンバーは22日に市内で会見を開き、概要や今後の取り組みについて説明。県のマスコット「きいちゃん」、兄弟お笑いコンビ「すみたに」ら紀の国文化祭の広報キャラバン隊も加わりPR。演歌歌手の沙門宏幸さん、宮本静さんが「和歌山ブルース」など吉田さんが手掛けた名曲を歌い上げた。

歌謡音楽祭は来年の10月31日にフォルテワジマ4階特設会場で開催。吉田正門下生である3人のレジェンド歌手を迎え、和歌山信愛大学の学生たちによる発表、地元歌手たちによるご当地ソングの披露などを予定している。

川﨑代表(78)は「昭和という時代がだんだん遠くなりつつある中、昭和の歌の掘り起こしをしたい。昭和歌謡には情景や情感が歌い込まれている。若い人にも曲ができた時代背景などを知ってもらい、次の世代に引き継いでいければうれしい」と話している。

また、開催1年前のプレイベントとして、来月の10月25日午前11時からフォルテワジマで「ぶらくり歌謡ステージ」を開催。地元ゆかりの歌手が歌声を披露する他、一般からも出演者を募る(先着60人で、若干名空きあり)。出演料3000円が必要。観覧無料(支援募金、先着150席)。

併せて、同プロジェクトは地域の歴史や文化を次の世代に伝えていこうと、「昭和」や「ぶらくり丁」をテーマに作文や懐かしの写真を募集する。

作文は「ぶらくり丁と昭和歌謡」を題材に、内容は体験に基づくもので、未発表、1人1作品に限る。エッセーや小説でも可能。400字詰め原稿用紙5枚以内。優秀賞、佳作の各1点を選ぶ。

また「昭和レトロなぶらくり丁写真」として、戦前から昭和60年ごろまでのぶらくり丁の写真を募集。印刷した写真またはJPEGデータで応募する。

ともに締め切りは12月31日。問い合わせは事務局の川﨑さん(℡073・423・4655=火曜日を除く午前10時~午後5時、メールka227677@yahoo.co.jp)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。