さくらサーカス開幕 多彩なステージに歓声

大迫力のパフォーマンス

大手サーカス団から独立し、印南町を拠点に新たに旗揚げした「さくらサーカス」の和歌山公演が6日、和歌山市中島のJR宮前駅前特設会場で始まった。来年1月31日まで。コロンビア出身のアラン・マルチネスさん(42)と日本人で妻の小深田尚枝さん(36)の大家族をはじめとしたサーカス団。小深田さんは「和歌山で誕生したサーカス団です。まずは和歌山の皆さんに楽しんでもらいたい」と話している。

アランさん、小深田さんには、0~24歳までの子どもが12人いる。団員は、もう一家族と、他の出演者やスタッフを合わせて24人。7年前、印南町の環境が気に入り土地を購入。トレーラーハウスを並べ、ことし2月から本格的に移住し、子どもたちも町内のこども園や小中学校に通っている。

一家は、NHKやテレビ番組の「深イイ話」で取り上げられるなど、全国的に有名なサーカス一家。アランさんは、自国で有名なサーカス一家に生まれた4代目で、綱渡りの世界記録を持つ超一流のパフォーマー。また次男ダビッド君(19)と四男嵐君(13)のマルチネスブラザーズはことし2月、サーカス界のアカデミー賞といわれる「モンテカルロ国際サーカス・フェスティバル」に出場し、日本人で初めて最高賞の金賞に輝いた。スペインやモナコ、中国、アメリカ、ロシアの大会でも金賞を獲得するなど、演技は世界トップレベルだ。

「印南町の皆さんに温かく受け入れてもらい、本当に感謝しています」と小深田さん。先月11日まで同町で行った旗揚げ公演には、町民をはじめ多くの人が訪れたという。サーカスのテントは定員約600人のところ、約400人ほどにし、公演途中に換気のため休憩を挟むなど、感染防止対策を行っている。

和歌山公演の初日には、心待ちにしていた子連れ客などの他、同町からも多くの人が応援に駆け付けた。和歌山市から孫と来たという女性は「すごい迫力で、ハラハラドキドキの場面もあってとても楽しめた」と笑顔だった。

公演は約1時間半。一日2~3回で、開始時刻は午前10時半、午後1時半、4時半。水曜日は原則休演日。チケットはA席が高校生以上2600円(2400円)、3歳~中学生1400円(1200円)、BOX席は高校生以上3800円(3400円)、3歳~中学生2200円(1800円)。全て税込み、かっこ内は前売り価格。前売り券は公式ホームページやLINE、電話、メールで予約できる。

予約、問い合わせは事務局(℡050・8880・6545)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。