大阪への外出自粛延長 県が感染予防で

大阪への不要不急の外出自粛を呼び掛ける仁坂知事

新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪府が外出自粛や一部飲食店への営業時間短縮要請を延長したことを受け、和歌山県は14日夕、県民に呼び掛けていた大阪府への不要不急の外出自粛の要請を、当初の15日から29日まで延長すると発表した。また、年末年始に向けて、感染が拡大している地域から帰省する場合は、高齢者などに感染させないよう注意することも求めた。

記者会見した仁坂吉伸知事は、県内の感染状況について「11月20日ごろから入院患者が横ばいか少し減っており、際限なく増えているというより、ピークアウトまではいかないが、感染が頭打ち傾向にある」との見方を示した。

一方で、大阪府の状況に「かなり努力をしていると思うが、感染力の方が強いのは明らか」とし、県内の感染者の急増を防ぐための予防策として、移動自粛を呼び掛けた。

併せて、これまで呼び掛けてきた、遅くまで集団で会食・宿泊をしないこと、高齢者はカラオケやダンスなどの大規模な催しへの参加を控えること、症状が出れば通勤通学を控えて医療機関を受診することなど、10カ条を引き続き徹底するよう求めた。飲食店などへの営業時間の短縮要請は、現時点では行わないという。

年末年始の帰省については、高齢者が重篤化する例が多いことにふれ「帰省をやめてくださいとは言わないが、家族や知人の間でも感染防止をしっかりやってほしい」と呼び掛けた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。